近年、従来からある葬儀の形が変わりつつあり、「家族葬」を選んで葬儀を行うという家庭が増えてきています。
家族葬とはそもそもどういう葬儀なのでしょうか。
家族や兄弟などごく親しい人たちで最後のお見送りをしたいという人たちが利用する葬儀の方法で、家族葬という葬儀は、特別こういう葬儀というような明確な定義はないのです。
葬儀を行う規模が、ごく親しい人たちに限定されるというだけで、葬儀の内容や式の流れなどは従来からある葬儀の方法とほとんど変わりはありませんが、それでもごく親しい人たちに限定されていることから、ゆっくりと心を込めて最後のお別れとお見送りをすることができると言われています。
そんな家族葬がおすすめの人や親族の特徴は、
・故人が生前から身内などごく近しい人たちだけで行って欲しいという希望があった場合
・最後のお別れとお見送りは、誰にも気を使わずに身内のみで行いたいという場合
・参列者が少ないので、葬儀の規模を小さくしたい場合
などとなっています。
実際に葬儀を行わなくてはいけなくなった場合、葬儀の形を考える時間は本当にありませが、故人の生前の遺志や家族の思いからベストな葬儀の形を考え執り行うことが大切です。